26mスパンのアリーナ屋根を木造トラス架構とすることで地元産の木材を多用する屋内運動場の計画を行った。アリーナの屋根は、曲面状に並んだ張弦梁状一方向トラスを樹状方杖型の立体トラスにより支える構造とした。下弦の長期引張材にも敢えて木材を使用することで、木材の柔らかな表現を実現しつつ、暴風時の応力に対応している。