温泉に浸かりながら美しい景色と夕日を眺められるように北側に浴場を配置し､山間の景色を遠望できる南側に食事や休憩ができる広間や和室を配置した。七山でしか味わえない自然豊かな林業の村のイメージを求めて勾配屋根とし､また､軒裏に木材の特徴を生かした木架構を表現した。周辺環境と調和する要素として､外壁は土壁風に仕上げ､腰壁は木仕上げとすることで柔らかさを表現した。